現役看護師であるAさんが、へバーデン結節であるご自身の手指にブレンドオイルDBをすりこんでみたところ、進行が止まったというシェアをしてくれました。
ブレンドオイルDBに含まれているブルータンジーが特に良いのではとのことでした。
また、グイグイ押すマッサージではなく、エッセンシャルオイルの循環に任せるアロマケアテクニックの医療における可能性も語ってくれました。
へバーデン結節とは指の第1関節が変形し曲がってしまう原因不明の疾患です。40歳過ぎの女性に多くみられる症状で、第1関節の背側の中央の伸筋腱付着部を挟んで2つのコブ(結節)ができるのが特徴です。
第1関節が赤く腫れたり、曲がったりします。痛みを伴うこともあります。母指(親指)にもみられることもあります。第1関節の動きも悪くなります。また、痛みのために強く握ることが困難になります。第1関節の近くに水ぶくれのような透き通ったでっぱりができることがあります。
ブレンドオイルDBは炎症反応の鎮静にアプローチしますが、それと併せてラベンダーを擦り込むとホルモンケアにもなります。
ラベンダー、イランイラン、ゼラニウム、クラリセージ、ジャスミン、ネロリ、ローズなどお花系のエッセンシャルオイルは女性ホルモンのサポートをします。
女性は40歳を過ぎると女性ホルモンが低下し、40後半で激減します。
これが原因でへバーデン結節が起こると言われていることから、対策としてホルモン系のエッセンシャルオイルでケアすることが未病に繋がります。
また、神経系のコパイバ、マッサージブレンド ATと併せて擦り込むのも良いかと思われます。
●ブレンドオイルDBレシピ
ウィンターグリーン、カンファ—、ペパーミント、イランイラン、ヘリクリサム、ブルータンジー、オスマンタス、ジャーマンカモミール
●ブレンドオイルATレシピ
サイプレス、ペパーミント、マジョラム、バジル、グレープフルーツ、ラベンダー
医療文献ーーーー
■抗炎症作用
コバイバ:コパイバオイルに含まれるβ-カリオフィリンは、動物モデルの炎症性反応をすることが判明した (Klaukeet al., 2013)。
ラベンダー :ラベンダー (学名:Lavandula angustifolia) のオイルは、ラットの身もだえするような動きと、カラギーナンで誘発した四の浮腫 (炎症)を減少させ、消炎効果を示した(Hajhashemi et al., 2003)。
:抗炎症作用 (ラベンダーやその他のエッセンシャルオイルから取り出した) リナロールと酢酸リナリルは、カラギー ナンで誘発した浮腫 (炎症) ラットで、 消炎反応を示した (Peana et al., 2002)。
レモングラス:レモングラスは、ヒト皮膚細胞で抗炎症作用を示すことが判明した (Han et al., 2017)。
■消炎
ウィンターグリーン:ラットのロイコトリエン C4 を抑制し、エタノールで誘発させた胃の損傷から胃を保護する作用が、サルチル酸メチル (ウィンターグリーンやバーチのオイル成分)にあることが判明した (Trautmann et al.,1991)。
フランキンセンス
:フランキンセンスから取り出したトリテルピンが、マウスの TPA が誘発した炎症に対して、著しい消炎作用を示した (Banno et al., 2006)。
:生体外の研究で、 フランキンセンスから採れるボスウェル酸が炎症反応に関与する数種のタンパク質の発現や活動を防ぐことが判明した。 生体内の研究では、ボスウェル酸が実験的に作り出そうとした関節炎からラットを守ることが判明した (Roy et al., 2006)。
・消炎作用: ボスウェル抽出物が、人間の微小血管細胞の炎症反応関連遺伝子に作用することが判明した。 さらに ボスウェル抽出物が、カラギーナンで誘発したラットの足の炎症を軽減することも見られた (Roy et al., 2005)。
ペパーミント
:炎症を誘発させたラットに、ペパーミントとキャラウェイのブレンドオイルを使用したところ、ラッ トの内臓の痛覚過敏 (胃腸管の痛みに対する過敏症) が軽減されることが判明した (Adam et al., 2006)。
:消炎作用:Lメントールにより、人間の単球で炎症媒介物質の生成が抑制されることが判明した(単球とは、免疫反応に関与する1種の白血球である) (Juergens et al., 1998)。
(エッセンシャルオイル家庭医学事典)
(アロマティックメディスン協会)
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