アトピー性皮膚炎とアロマ | ストーンセラピー施術日記

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石の持つ力と東洋医学の経絡経穴論や温熱効果を取り入れたストーンセラピー温石薬石整体術を実践しています。サロンとスクール代表が書く施術記(ほとんど雑記)です。

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大人の全身アトピー性皮膚炎の症例をご紹介します。

2020年11月

以下は、看護師を30年以上しているKさんによる報告です。

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20代の女性の体験談をシェアさせていただきます。メディカルアロマとアロマケアテクニックと植物系ミネラル摂取と各種サプリメントで全身のアトピー性皮膚炎が、炎症がおさまり健康な皮膚に変わって来ました。

4月、生協の配達員をされていた彼女は、マスクをして頑張って仕事されてるので、玄関でオレンジのオイルを一滴嗅いで貰ってメディカルアロマオイルをご紹介しました。

皮膚炎と強い乾燥の範囲が広くて、初めは希釈材としてココナッツオイルに、ブレンドオイルSだけを混ぜて全身保湿しました。

※ブレンドS内容

ラベンダー油(ラベンダー)、エンピツビャクシン木油(シダーウッド)、クスノキ葉油(カンファー)、イランイラン花油(イランイラン)、マヨラナ葉油(マジョラム)、ローマカミツレ花油(ローマンカモミール)、ベチベル根油(ベチバー)、バニラ果実エキス(バニラ)、サンタルムパニクラツム木油(サンダルウッド)

7月なると、猛暑の中の配達で汗が刺激して、皮膚の状態が最悪に。痒くて眠れず、人生で一番辛いと話してくれました。アトピー専門の皮膚科に受診しました。

アロマケアテクニックは、ココナツオイルをたっぷりつけて、一滴づつ※3本目まで試しました。それだけでも施術すると熟睡されてました。

(※3本内容)

1.ブレンドオイルB

(スプルース、ホーウッド、フランキンセンス、ブルータンジー、ブルーカモミールにココナッツオイルを加えブレンド)

2.ラベンダー

3.ティートリー

7月からのその後も、渡したボディクリームにラベンダーとティートリーを混ぜて毎日塗布することを続けてくれました。

10月には植物系ミネラル3本と、各種サプリメントの摂取を開始しました。

11月、アロマケアテクニックを受けに来てくれました。便通が良くなった、夜も眠れるようになったと報告もらいました。

涼しくなり、汗の刺激も少なくなったこともあると思いますが、空気が乾燥するこの時期に、随分と皮膚状態が落ち着いて来て、びっくりしました。今回はアロマケアの8本で施術しました。アロマケアの後、皮膚の色はますます健康的にクリアーな感じになりました。

身体を冷やさないこと、温かい食べ物飲み物を取る事。甘いものを減らす事。発酵食品を食べることなど、素直に実践されています。

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アトピー性皮膚炎の人の皮膚の表面はバリア機能が低下しているため、細菌が増殖しやすい状態となっており、特に黄色ブドウ球菌の増殖は皮膚の状態を悪化させると考えられています。

そのため「対症療法」としては、殺菌作用の強く、細菌やウイルス、真菌にも有効なティートリーを中心にとした精油の塗布が効果的です。

他にも鎮静作用のあるラベンダーや抗アレルギー作用のあるローマンカモミール、抗炎症作用のあるブラックスプルースなども多数の報告があります。

また、アトピーは免疫異常で起きる病気とも言えます。症状はあくまでも皮膚に表れます。免疫の異常で肌に触れたものに過剰反応を示しかゆみや乾燥という症状が現れます。

皮膚自体に免疫機能は備わっていますが、その大部分を担っているのが腸内です。

腸は約8割の免疫システムを担っており、毎日の健康を支えています。

東洋医学では対症療法とともに、『根治療法』である体質改善をしっかり行うことに重きを置いています。『皮膚は内臓の鏡』と言われるように、腸と皮膚は表裏の関係にあり、アトピー性皮膚炎は皮膚表面だけの問題ではなく、カラダの内面(腸)の弱りや乱れなど“体質の崩れ”に原因があると考えられています。

食事や身につけるもの生活習慣そのものの改善が必要であると言われるのはこのためです。

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